様々なサンプルを二次元電気泳動で解析出来ます
ここでは様々なサンプルに沿った実験例をご紹介致します。
| 1. | 動物臓器の解析 |
| サンプル調製はシンプルな系にする事が一番です。アセトン沈殿、洗浄キットや抽出キットを用いるなど前処理をすると、必ずロスをします。目的のタンパク質が微量であればあるほど前処理によるロスは致命的です。当社では下記のような調製方法で様々な臓器の解析を行っております。 |
<サンプル調製方法>
| 1. | 組織を採取します。 |
| *組織は採取後すぐに解析しない場合は、−80℃で保存して下さい。 |
| 2. | 組織を秤量し、その湿重量に対して5倍から10倍量の抽出液を加えます。 |
| 抽出液の組成:今回は良く用いている2種類をご紹介致します。抽出液1はSDSが入っており、膜タンパク質の解析に適しています。当社の装置に最適化された抽出液ですので、他社の装置をお使いの場合は、適応出来るか否か、お持ちの泳動装置のメーカー様にお尋ね下さい。抽出液1は可溶化の能力が強いため、脂質などの不純物を多く含むサンプルには適さない場合があります。その場合は、抽出液2をお試し下さい。 |
| 抽出液1 | |
| 尿素 | 0.51 g |
| 10%(w/v)SDS | 0.02 ml |
| 10%(v/v)Triton X-100 | 0.20 ml |
| dithiothreitol (DTT) | 0.01 g |
| Pharmalyte(ゲルのpHに合わせる) | 0.02 ml |
| プロテアーゼインヒビター | 適量 |
| 以上をMili-Q水で1.00 mlにメスアップする |
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| 抽出液2 | |
| 尿素 | 0.42 g |
| チオ尿素 | 0.15 g |
| 20%(w/v)CHAPS | 0.10 ml |
| dithiothreitol (DTT) | 0.02 g |
| Pharmalyte(ゲルのpHに合わせる) | 0.02 ml |
| プロテアーゼインヒビター | 適量 |
| 以上をMili-Q水で1.00 mlにメスアップする |
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| 4. | 遠心機で遠心します。 |
| Gはお持ちの遠心機で可能な限りで高「ませんが、試料中の脂質、塩、核酸などは電気泳動パターンの乱れの原因になります。出来るだけ不純物は除去して下さい。(重要) |
| 5. | 上清を採取し、これを試料とします。 |
| 上記方法で得られた様々な臓器(ラット)の二次元電気泳動パターン |